
お知らせ
ふじみ野の歯医者さん、きくち歯科クリニックです。
2023年5月に掲載したWEBコラムの内容を更新いたしました。
当時はヤフーニュースで以下の記事を見つけました。
内容は、コーヒーやワインの飲みすぎで歯が黄ばむ、というものです。
赤ちゃんのときはすき通るように白かったはずの歯が、大人になると黄ばんでしまう。その主な原因はステイン(着色汚れ)です。食べ物や飲み物には天然の色素や着色料を含め、さまざまな色素が含まれています。この色素が歯の表面に沈着し、色がついてしまうのです。
私たちは毎日のように、飲食をしています。このため、ステインは次々とエナメル質に付着します。こうしているうちに付着したままのステインが、エナメル質のすき間から少しずつ歯の奥に入り込み、歯の表面だけでなく、中まで黄ばんでいくのです。
とくにステインの原因になりやすいのがコーヒーや紅茶、赤ワインやカレーなど、濃い色の飲み物や食べ物です。こうしたものを取る頻度の高い人は、そうでない人に比べ、明らかに歯が黄ばみやすいです。赤ワインを毎日飲んでいる人の中には、20~30代でも歯が茶色くなっていて、驚くことがあります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45ca4bb8a9d06f21ed778531b7acff08091c64b5
コーヒーやワインを日常的に楽しむ人は多いですが、「歯の黄ばみが気になる」と感じたことはありませんか?実は、コーヒーや赤ワインは歯の着色を引き起こしやすい代表的な飲み物です。飲む頻度が高いほど、少しずつ歯の表面に色素が沈着していき、黄ばみやくすみの原因となります。では、なぜコーヒーやワインで歯が黄ばむのでしょうか?
まず、コーヒーには「タンニン」や「ポリフェノール」と呼ばれる成分が多く含まれています。これらの成分は色素を持つため、歯の表面にある「ペリクル」という薄い膜に吸着しやすい性質を持っています。ペリクルは歯を保護する役割がありますが、同時に外部の色素を取り込みやすく、コーヒーの濃い色が繰り返し付着することで歯の表面に黄ばみが残ってしまうのです。
また、赤ワインの場合も同様です。赤ワインには「アントシアニン」という濃い赤紫色の色素が含まれており、さらに酸性度が高いため、歯のエナメル質を一時的にやわらかくしてしまいます。その状態で色素が付着すると、通常よりも簡単に着色が進んでしまうのです。つまり、赤ワインは「酸でエナメル質を溶かす」+「濃い色素が沈着する」というダブルの作用によって、歯の黄ばみを強める原因になります。
とはいえ、コーヒーやワインをまったく飲まないというのも難しいものです。そこで大切なのは、飲み方やアフターケアを工夫することです。たとえば、コーヒーを飲んだ後には水を口に含んで軽くすすぐことで、歯の表面に残った色素を洗い流すことができます。また、ストローを使って飲むと、飲み物が歯に直接触れる時間を減らせるため、着色の予防につながります。
さらに、歯磨きのタイミングにも注意が必要です。ワインやコーヒーを飲んだ直後は、飲み物の酸によってエナメル質が一時的に弱くなっているため、すぐにブラッシングすると逆に歯を傷つけることがあります。飲んでから30分ほど時間を置いてから、やわらかい歯ブラシで優しく磨くのがおすすめです。
それでも気になる場合は、歯科医院での専門的なケアを検討してみましょう。歯科医院では、専用の器具や薬剤を使った「クリーニング」や「ホワイトニング」によって、家庭では落としきれない着色を除去することができます。特にホワイトニングは、歯の内側の黄ばみまで分解して明るくできるため、コーヒーやワインを日常的に飲む人には効果的です。
歯の黄ばみは見た目の印象を左右するだけでなく、口元の清潔感や若々しさにも関わってきます。毎日の習慣を少し見直すだけでも、着色の進行を抑えることは十分可能です。コーヒーやワインを楽しみながらも、美しい白い歯を保つために、こまめなケアと正しい知識を心がけましょう。
最近は少しずつマスクをつける人が減ってきたように思います。(当院内はマスク着用です!)
それによって歯の見た目、色が気になる方が増えてきたとのことです。もちろんきくち歯科クリニックでホワイトニングの施術が受けられますので、気になる方はぜひご相談ください。
ホワイトニングをきっかけに、ご自身のお口の健康維持に取り組まれてはいかがでしょうか?
きくち歯科クリニック